ポリカーボネート樹脂と中空構造の特長

ポリカーボネート樹脂だから

耐衝撃性に優れ、丈夫です。
ポリカーボネート樹脂は、ガラスの約２００倍、アクリルの約３０倍の衝撃強度があります。ハンマーで叩いても割れません。
細かく割れることがありませんので、安全です。

燃えにくく安全です。
火源が離れれば、自然に火が消える性質を持っていますので、他のプラスチックに比べて燃焼ガスの心配がほとんどありません。

耐熱・耐寒性に優れています。
-４０℃〜１２０℃と極めて使用温度範囲が広く、酷暑・極寒・積雪等の厳しい条件にも適しています。

耐候性に優れています。
表面（片面）に耐候処理を施していますので、黄変・劣化しにくく、透明性を長く維持します。また、透明樹脂の中では最も紫外線を通しにくく、物性の低下も殆どありません。

透光性に優れています。
中空構造ですが、８０％近い光線透過率を有します。
ガラスやポリカーボネート単板（ソリッドシート）等から代替使用が可能です。

空気層を持つ中空構造だから

保温・断熱性に優れています。
Ｋ値（熱貫流率）が小さく、ガラスの2倍・ポリカーボネート単板（ソリッドシート）の約1.5倍の保温・断熱性を有します。

コストダウンが可能です。
剛性が高く、同じ厚みのポリカーボネート単板（ソリッドシート）等に比較して経済的です。

軽くて、施工も容易です。
重量が軽い上、ぶつけても割れませんので、施工や取り扱いが容易です。また、切断・穴あけ・切りかけが簡単で、常温でも曲面加工が可能です。